2005〜
元旦
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2005年の幕開けは大晦日に降った雪で園は真っ白空気が澄み上天気です。

運搬

ブルーベリー栽培に限らないと思いますが、物を運ぶ作業が多い。特にチップの運搬は全ての木が対象なので重労働です。又、木の成長に伴って量も増える為年々きつくなってきます。昨年までは一輪車で何往復もしていましたが今年は違います。改造運搬車の投入で作業効率も進みます。

施肥

施肥

仕込んでから3ヶ月になるボカシ肥料です。素材はヌカをベースに魚粉・油粕・海藻粉末を配合しました。ボカシ肥料は化学肥料に比べて遅効性のため早めに施肥し同時にチップでマルチもします。今年の味を左右する大事な作業なります。

休憩

施肥とチップの補充も終盤になりました。午後3時の休憩はキャンピングトレーラーの中でコーヒーブレイクです。この時間に作業の出来を窓から再確認し次の作業の段取りを考えます。今年の花壇の花選択や休憩所の補修とか摘み取りの時期までやることはたくさんあります。さあーそろそろ始めようか。

完了
施肥とチップマルチの作業が終了しました。天候の関係で作業が中断し計画より時間がかかりましたが約600本全ての木に施す事ができました。途中花芽に目をやると花芽は膨らみ春が近いことを感じさせます。
画像左側がラビットアイの成木、右側がハイブッシュ幼木です。

花芽

暖かい日が続き花芽の膨らみも一段と目立つようになってきました。画像はラビット系のブルーシャワーですが、晩生種なのに早生種より花芽が大きいのです。当園の熟期先駆けのオースチンの花芽と比べると倍以上あります。熟期と花芽の大きさは比例しないのでしょうか。

珍花

園では春告げ花と呼んでいる名前も分からない珍しい花です。園のそこかしこに群生しブルーベリーの蕾が大きくなる時期に現れます。

草生

当園はナギナタガヤによる草生栽培をしています。ナギナタガヤは昨年の6月頃枯れ9月にこぼれ種から発芽する多年草です。ブルーベリーの生育期に枯れるため肥料競合はなく有機物を投入し倒覆した状態で園を全面マルチするため夏場の乾燥を防ぎます。春になると勢いを増し3ヶ月後には背丈が5倍以上になります。

赤芽
幹からヒョコと飛び出した赤い芽の正体はシュートの赤ちゃんです。このまますくすく育ち来年はこの枝に花を持ち実を成らせます。

花芽

三寒四温と言われる春の天気も暖かい日が続き落ち着いてきました。ブルーベリーの花芽も膨らみを増し開花の準備に入ったように見えます。画像は花芽王のブルーベルです。

野鳥

園の周辺の環境は未だ自然の宝庫です。画像は高麗キジの雌で雄に比べ保護色をしているのでなかなか確認しづらいのですがキャッチしました。春の陽気が生き物達の活動を活発させていきます。

葉芽

花芽に負けず葉芽も穏やかな春の陽ざしに誘われて活発になってきました。画像はフェスティバルの葉芽です。フェスティバルは当園の成長頭で実は香りも良くお客様に喜ばれています。

黄花

春園ではひときは目立つ黄色い花はタンポポです。タンポポの根はコーヒーの代用になるそうです。コーヒーは好きなので一度試そうかな。

宿根

昨年園の花壇に色鮮やかに咲いてくれた宿根草が今年も見ることができそうです。右からブルーキャットミント・アガスターシェ ゴールデンヨベル・アカンサスモリスになります。宿根草は脇役で中央を飾るメインフラワーは年毎に変わります。さて今年は・・・・ご期待下さい。

直前

いよいよ2005年の開花が間近になってきました。今年の桜は開花が遅れましたがブルーベリーの開花もやや遅いようです。画像はオースチンで当園では熟期一番乗りの品種になります。今年もたわわに蕾を付け果実もたわわに付け美味しいのを頼むよ。

蜜蜂

春開花の時期に受粉の為蜜蜂の箱を入れますが、すでに野生の蜜蜂がタンポポの蜜を吸っていました。もうすぐでブルーベリーの蜜が吸えるから待ってね。

受粉

今年も受粉の為蜜蜂の巣箱を置きました。木の成長も良く花の数が昨年より多いように見えるので二箱にしました。温暖な日が続き蜜蜂の働きに期待したいと思います。

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