ことの始まり 昔、この地は養蚕が盛んであちらこちらに桑の木が生い茂るのどかな田園地帯であった。しかし養蚕は衰退しこの畑も転作を余儀なくされた。特に栽培するものがなく園主は考えた。労働力がいらず、日々の管理が容易なもの、無農薬で育つもの。そして園主は思い出した。それは10年前に庭に植えた2本のブルーベリーであった。それから参考本を読みあさったり、情報収集のため東京・山梨と栽培農家を回った。栽培については徐々に分かってきたが、品種は何を選んでいいものか,ブルーベリーは大きく分けるとハイブッシュ系とラビットアイ系の2品種であった。関東地方はどちらでも栽培できることを知ったが、悩んだあげく暑さに強くブルーベリーが持つ果実特性でもあるアントシアニンを多く含むラビットアイ系を10品種240本に決めた。植付けは、ちょうど2000年の12月初旬とした。
2000年9月、以前から暖めていたブルーベリー園構想を現実のものにすべく作業を開始した。
桑園だった1500坪の畑を開墾し、ミニユンボで1つ々穴を掘る。明けても明けても穴ばかり途方に暮れた。植付け本数は10品種240本、難航不落の作業は困難を極めた。それでも夢の実現へ園主は必死だった。
お客さんを迎える受付用に現在は生産していないフランスベット社製のキャラベルエアーD450を購入しましたが、値段が安いだけあって雨漏りするオンボロです。でも雰囲気がある代物で園のシンボルです。
ブルーベリーの受粉を助け良質の果実を生産する為蜜蜂を使っています。ブルーベリーの花は釣鐘上で先細して小さな穴を下に向けていますが、その穴に頭を突っ込み一生懸命花から花へと頑張っている姿を見ると応援したくなります。受粉の期間は4月下旬〜5月中旬ですので摘み取りの時期は蜜蜂はおりません。将来的にはこの蜂蜜入りのジャムでも作る予定です。
〒252-0243
神奈川県相模原市中央区上溝93
(摘み取り園所在地)
TEL 080-7818-5711
(9:00-昼12:00)
注 住所・電話カーナビ検索不可
E-mail: sagamiberry4649@docomo.ne.jp